~沖縄への帰り道~

「未知の領域で研究を進めるにあたって心すべきことは、
自分は「何が一番重要で基本的なこと」と確信できるかを、
徹底的に突き詰めることである!
これは極めて主観的な作業である。
中途半端で安易な主観性はただの主観止まりである。
とことんまでやらなければならない。
「主観」を究めてたどり着いた結論は、極めて「客観的」であり、ものごとの本質を突いているものである。 」
井上研三 著「素粒子物理学」あとがきより

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やさしい物理化学 -自然を楽しむための12講-

当時の編集部長からいただいた2冊目のお仕事。翻訳書を手掛けながら並行して和書も進めてました。まだまだ自分で企画して原稿をもらうということができなかったのですが、非常に楽しく編集できました。当時は、女子受けを狙って、著者の書いた中の猫のイラストをカバーに使い、つたないラフスケッチをここまで再現してくれるデザイナさんのすごさがわかりました。編集とは共同作業です!編集者一人ではできることは少ないのだと初期の段階でわからせてもらえた1冊でした。

また、主題、副題を著者と相談しながら、僕の好きなFeynmanさんの著書へのオマージュとして、「自然を楽しむための12講」という副題にしてます。内容も12講に分かれております。レイアウトもかなり冒険をしました、随所に猫のイラストを採用し、ツメも見やすく配置しました。

本書は物理化学の入門的な内容になっています。身近な不思議をどうとらえるかを主眼に下記進められており、物理学でいう熱力学との視点の違いなども含め、興味深い内容です。

薬学部の講義で使用されることが多いですが、生物、化学、物理を受験科目とする高校生にもちょっと背伸びしてみる本として読んでもらえるとうれしいです。

小池透 著

2010年9月初版1刷発行

https://amzn.to/2HNRlMR

著者の研究室ページにて講義資料が下記で配布されています。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/tkoike/education.html

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