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物理

単一光子と量子もつれ光子: 量子光学と量子光技術の基礎

献本いただきました。 本書は量子情報では不可欠な単一光子状態と量子もつれの基礎を理解するための本です。 社員当時、著者と編集委員会と議論を重ねたのが懐かしいですね。後任者がしっかりと仕上げてくれていい本になりました。まえがきの謝辞で僕の名前…

量子アニーリングの基礎

後任者から献本いただきました! 執筆依頼から4年近くかもしれないですが、ようやく本書が出ます! 本書は最近よく耳にしている量子コンピュータの基礎原理である、量子アニーリングについてをちょっと詳しく説明している(はず)です。 まだ届いたばかりな…

振動と波動 ―身近な普遍的現象を理解するために―

この本はあまり有名ではないですし、演習書ですが、間違いなく隠れた名著といってもよいです!物理、工学などさまざまなところで振動・波動の知識が使われていますが、なかなかとっつきにくいところも多いと思います。 本書では、力学から始まり、電磁気学、…

クォーク・グルーオン・プラズマの物理 ―実験室で再現する宇宙の始まり―

この本は、もともと専攻していた分野に近く、秋葉氏とも楽しく議論させていただきながら編集した本です。 本書で述べているクォーク・グルーオン・プラズマ(Quark Gruon Plasma:QGP)の世界は通常の世界では考えられないくらいの超高温の世界で、本書でも述…

量子統計力学 ―マクロな現象を量子力学から理解するために―

量子統計力学は量子的な世界を記述できるミクロと古典的な世界で記述できるマクロの世界をつなぐ「架け橋」ですが、挫折する学生も多いかもしれません。本当に難しいと感じる熱力学もそうですが。。。そんな量子統計力学は物理学のみならず、化学、生物、工…

マルチフェロイクス ―物質中の電磁気学の新展開―

マルチフェロイクスという用語を本書で知りました。シリーズ1巻と並行して進めていたので、つながりもありつつ、楽しく編集できました。物性の世界はこんなにも広いのだと実感した本でもあります。 マルチフェロイクスは新しい物質で、マルチという言葉が表…

スピン流とトポロジカル絶縁体 ―量子物性とスピントロニクスの発展―

スピンって何でしょう?というのが本書の始まりです。 構想から3年でようやく出版したシリーズです。編集委員のお二人とかなりの時間をかけて議論を重ねた結果がでて、すごくうれしかったのを覚えています。このシリーズは、フロー式物理演習シリーズの姉妹…

素粒子物理学

こちらははじめて企画した本でした。井上さんとの出会いは院生時代でした。久しぶりに物理学会に出張で行き、先輩、後輩たちとの再会から本書の構想が始まりました。井上さんのすごさを体感していたので、どうしても出したくて企画しました。本書はシンプル…

素粒子・原子核物理学の基礎 -実験から統一理論まで-

この本は、ちょうど東日本大震災があった2月に出版する予定でした。訳者が東北大であることと、洋紙の調達がうまくいかないことから5月になりました。訳者全員が被災して大変な中、本書を届けたいという思いが強く、調整に奔走しながらも5月にとなりました。…

宇宙の大規模構造

空を見上げると、満天の星という表現がぴったりなくらい、降るような星の瞬きを見ることができます。そんな空一面を覆いつくす星の数を見ると、どの方角を向いてもあるので、まんべんなく星が散らばっているように思えます。 そんな宇宙はスカスカというと驚…