~沖縄への帰り道~

「未知の領域で研究を進めるにあたって心すべきことは、
自分は「何が一番重要で基本的なこと」と確信できるかを、
徹底的に突き詰めることである!
これは極めて主観的な作業である。
中途半端で安易な主観性はただの主観止まりである。
とことんまでやらなければならない。
「主観」を究めてたどり着いた結論は、極めて「客観的」であり、ものごとの本質を突いているものである。 」
井上研三 著「素粒子物理学」あとがきより

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素粒子・原子核物理学の基礎 -実験から統一理論まで-

この本は、ちょうど東日本大震災があった2月に出版する予定でした。訳者が東北大であることと、洋紙の調達がうまくいかないことから5月になりました。訳者全員が被災して大変な中、本書を届けたいという思いが強く、調整に奔走しながらも5月にとなりました。感慨深い本です。

本書は、物理学科の学生向けの入門書です。現在でも素粒子、原子核というと「難しい」という声は少なくありません。本書はそれらの分野を俯瞰してみるのに最適な入門書です。原著者の二人が素粒子理論、実験の大家であり、2つの視点から素粒子、原子核の世界を観ることができます。そこで知らない知識などを知ることができます。これらの分野を目指す学生や素粒子、原子核という名前は知ってるけど何だろうというほかの分野の方には最適な入り口となります!

訳者はKamLANDの方々でニュートリノ観測で世界に名を残している第1線の研究者です。

A.DasT.Ferbel 著

末包文彦白井淳平・湯田春雄 訳

2011年5月初版1刷発行

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