~沖縄への帰り道~

「未知の領域で研究を進めるにあたって心すべきことは、
自分は「何が一番重要で基本的なこと」と確信できるかを、
徹底的に突き詰めることである!
これは極めて主観的な作業である。
中途半端で安易な主観性はただの主観止まりである。
とことんまでやらなければならない。
「主観」を究めてたどり着いた結論は、極めて「客観的」であり、ものごとの本質を突いているものである。 」
井上研三 著「素粒子物理学」あとがきより

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量子統計力学 ―マクロな現象を量子力学から理解するために―

量子統計力学は量子的な世界を記述できるミクロと古典的な世界で記述できるマクロの世界をつなぐ「架け橋」ですが、挫折する学生も多いかもしれません。本当に難しいと感じる熱力学もそうですが。。。そんな量子統計力学は物理学のみならず、化学、生物、工学と現代ではその習得が必須となっています。

もちろん、学生時代はずいぶんと僕も苦しめられました、笑。こんな本があったらよかったのにと強く感じます。

本書は、難しいからと挫折しないために、古典統計力学の復習から、フェルミ粒子系・ボーズ粒子系の性質、格子振動・電磁場の統計力学、相互作用のある系の統計力学まで、基礎的事項の理解と簡単な応用問題の解法を身に付けることができるように著者が苦心して執筆されてます。自ら手を動かして習得し、物理的なイメージが最終的にはつくようになっています。

一度学んだけどつまづいた方や量子統計に興味がある初学者向けの本です。後半は物理よりすぎるので、難しいと感じるかもしれませんが、本書を学べば一通り理解できます!

石原純夫泉田渉 著

岡真・須藤彰三 監修

2014年4月初版1刷発行

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